なんだか下品なタイトルですみません。
いや、それがもう「下品」ではないのかもという、良い意味でショックをうけた話です。
先日、小学校関連の行事で子ども連れで登山に行ったときのこと。
参加していた小2の男の子が、山頂で「お腹が痛い」「トイレに行きたい」と言い出したのです。
登山といっても上り40分程度の軽い山で、携帯トイレなんて誰も持っていません。
小ならそのへんでどうにでもなりますが、大となると周りに他の登山者も大勢いるし、どうしよう・・と大人たちは慌てました。
結局、彼自身が「もうちょっと頑張れそう」ということで、下山まで耐え抜き事なきを得たので一安心でした。
そんな中、ぼくがひそかに驚いたのは、子ども同士で「ヤバいうんこしたい」「大丈夫か?」とか、「間に合った?」「すげえでっかいのが出た」なんて会話をしていることです。
自分の子ども時代、「うんこ」はまさに鬼門でした。
学校で大のトイレを使うなんてとんでもなく、授業中にもよおそうものなら、歯を食いしばり全集中力と筋力を肛門に集中させ、帰宅するまで耐えたものでした。
人の目を気にせず個室トイレを使えるようになったのは大学くらいからでしょうか。
それなのに・・・今の子どもたちは「間に合った?」「デカいの出た」なんて会話をしている。この様子だと学校でうんこがしたくなっても、平気で用を足せるのかもしれません。
だとしたら、世界はなんて素晴らしく健全なのでしょう!!
というのは大げさかもしれませんが、本来当たり前の「うんこをする」ことが、子どもたちにもちゃんと当たり前に受け止められるようになるのはとても良いことに思えます。
最近の「うんこドリル」ブームといい、うんこ問題に関しては、確実に時代はいい方向に向かっているようです。