にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

差別についてぼんやりと考える

人は一人ひとり違う。見た目はもちろんだし、性別、年齢、経済力、人種もそうだし、性格や考え方も違う。 違いをなくすのは不可能だけど、違いを認め、尊重することは誰にでもできる。 結局は、自分と違うひとのことをどれだけ想いやれるか、つまり「想像力…

2021年の311に思うこと

コロナ禍は、歴史の一大事件ともいえる危機だと思うけれど、 どこかで「まあそういうこともあるよな」 と受け止めている自分がいる。それはやはり「3.11」 を経験しているからだろう。 あの日を境に、ぼくはいくつかのことを学んだ。というか、 強制的に心に…

友だち

ぼくは友だちが少ない方だと思う。「友だち」の定義は人それぞれだろうけど、ぼくの中で「友だち」として思い浮かぶ人たちの共通点は「2人きりで会っても楽しめること」かつ「自分から誘ってでも会いたいと思う人」 という感じだろうか。 普通の人は、もう少…

確信と想像力は相反する

今日twitterで見かけてはじめて知ったのだけど、田辺聖子の小説にこんな一節があるという。 「私にいわせれば、人を責めるのは想像力がないからである。 責めるのは何かの確信があるからで、 確信と想像力は相反するものである。」 これって、ほんとにそうだ…

仲良し兄弟

我が家の息子たちは異常に仲が良い。いや、ぼくは男の兄弟がいないから、実際に「異常」なのかどうかよくわからないけど。とにかく常に一緒に楽しそうに遊んでいる。二人とも友だちが少なく、学校から帰ってきても遊びに出かけることはほとんどないのだけど…

すばらしき世界

会社帰りに観てきた。 役所広司の演技が圧倒的に素晴らしく、もはや「演技」であることを忘れ、「本物」の正夫そのものを見ている感覚になった。 それから、長澤まさみ、キムラ緑子、梶芽衣子の女優陣。セリフは少ないながらも、心にズシンとくる印象を残し…

コロナと死生観と価値観と。

中川淳一郎さんのこの記事を読んだ。 日本人はなぜ「テレビや世間の空気が作った死生観」を真に受けるのか https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80251?page=1&imp=0 全体に同意できるところは多かった。新型コロナウイルスにより亡くなる高齢者と、他の原…

イライラポイント

自分には「イライラポイント」があるように思う。基本的には、 あまり他者のやることに関心がないから、 感情の起伏は少ない方だと思う。実際に周りにも「怒らない人」 と言われることがある。でも、 周囲に気づかれているのかどうかはともかく、 無性にイラ…

差別と報道について考えてみた

今回の森さんの発言・騒動をめぐってはいろいろとモヤモヤしたので、何がモヤモヤしているのか自分のアタマの中を整理してみたいと思った。 まず差別とは何だろう。 自分なりに定義してみると、容姿、年齢、性別、身体的特徴や能力、価値観、ライフスタイル…

「感謝する」ということについて

このまえ、母親と昔話をしていたときのことだ。 うちは、ぼくが6年生のときに父親の転職で引っ越したのだけど、当時はやっぱり子どものことを考えて迷ったり、夫婦喧嘩をしたりもした、と話していた。 ぼくとしては、結果的に引っ越しがなければ今の奥さんと…

誰にも言えない鬼滅の感想をひっそりと。

はじめにぼくの鬼滅ステータスを言っておくと、アニメは1話目を見て今ひとつ入り込めずにそれっきり。 その後さらに周囲で評判が高まる中、 妻がコミックスを借りてきたのでトライするも、5巻くらいで挫折してしまった。 つまり、はっきり言ってファンとはい…

息抜き

久しぶりにちょっと疲れている。 キャンプ帰りや登山で疲れることはしょっちゅうだけど、仕事で疲れるのは久しぶりだ。 しかも、これまでは少し忙しい時期が訪れても、山を越えたら一段落して落ち着いたのが、最近はひたすら頂上のない山を登り続けている感…

押しつけない

会社帰りにたまたま見た駅ポスター広告。 車のナンバープレートが「日本」になっているビジュアルとともに「心には日本ナンバーを」というコピーが書かれていた。 ボディコピーを読むと、この新型コロナの流行にともなう、県外ナンバーの車を差別するような…

強い犬が好き

犬には2種類ある。とぼくは勝手に思っている。 ひとつはチワワやトイプードルのように、愛玩犬として、人間にかわいがってもらうために存在しているような犬。とてもかわいいしぼくも大好きだ。でも、ぼくは子どもの頃に実家でシェパードを飼っていたことも…

サラリーマンの心得3か条

サラリーマンは、他人の評価から逃れられない。上司を選べないし、その評価が納得いくとは限らない。同じ仕事を同じようにやっていても、相性が合う上司からは良い評価が得られ、合わない上司になるとまるっきりの低評価、ということもよくある。 もちろん自…

イエスは黒人?

今日たまたまこんな記事を読んで衝撃を受けた。 イエス・キリストは白人から黒人に戻る? https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93812.php 何に衝撃を受けたかといえば、これまでキリストが「白人」であることに何も違和感を感じたこと…

好きになる

ほぼ日の、糸井さんと小泉今日子さんの対談を読んでいた。 小泉さんが子どもの頃、母親に「アイスを買い食いしてもいいけど、座って食べろ」とか、近所に転校生が引っ越してきたら「朝迎えに行って、一緒に学校に行ってやれ」とか、あれこれ厳しく言われたこ…

今日で在宅勤務2週間

子どもたちも再び休校になって、一日のほとんどを一家四人だけで過ごしている。 家族がいてくれることのありがたみと、 家族以外の仲間と過ごすことの大切さと、 両方を噛みしめる日々。

在宅勤務2日目

こんな事態は人生でそう何度も経験することではないだろうから、心境を記しておきたい。 正直、会社から「原則出社禁止」のお達しが出たときは、ちょっとした嬉しさがあった。開放感と言い換えてもいいだろう。もちろん仕事が減っているのだから、これから給…

誰にも言えない密かな楽しみ

最近スマホを眺めていても疲れる。ついCOVID19関連の情報を求めてtwitterやスマートニュースを開いてしまうのだけど、目につくのは誰かが誰かを非難する記事やコメント。中には傾聴すべきものもあるのはわかっているが、気が滅入ることには変わりない。 しか…

クラスター対策班に最大級の敬意を

この異常な状況下で、日々、何かしら思うことはありつつ、twitterを中心にあふれる誰かを非難する発言に辟易していることも事実。 noteに書くのは、不特定多数(少数)の目に触れる前提があるから、何かしらの「主張」をしなければならない感がある。それは…

素人が語るセパ両リーグの違い

今年の交流戦もパリーグの勝ち越しが決まった。2005年にスタートして以来、過去15年間で14度の勝ち越しだという。ちなみに2005年以来の日本シリーズの成績を見ても、パリーグ球団が14年間で11度制している。 その理由についてはいろんな人がいろんなことを述…

失敗を怖れる気持ち

「今日のダーリン」に「失敗をおそれない」ということについて書いていた。 ぼくの仕事も、どちらかといえば失敗の多い職種だし、チャレンジを求められる部分もあるので、長年やっているうちに仕事の失敗を怖れる気持ちは薄くなってきている。 失敗を怖れな…

メガネと親ゴコロ

子どもは分身と言ったりする。子どもの痛みは我が事のように感じるとも言う。でも、そんなもんじゃない。自分のことよりも胸が痛むときだってある。 長男の視力が下がってきた。姿勢が悪いとか、ゲームだとか、毎日の生活の影響もないとはいえないだろうけど…

人生100年時代と言うけれど

うちの会社では、50歳を超えた人を対象にライフプランセミナーというのが開かれるらしい。60歳まで勤めたときに、退職金がどのくらいで、月々の年金額やその後必要になる費用などを勘案したうえで、今のうちから計画的に資産形成をしよう、という指導のよう…

日本人とは

ぼくは日本という国が好きだ。食べ物や環境面で暮らしやすいというのが大きな理由だけど、もちろん生まれ育った国という愛着もあるし、オリンピックなんかでは自然と日本代表選手を応援している。 では「愛国者」かと問われれば考えてしまう。日本が「好き」…

子どもに説教する前に

今朝、2年生の次男が登校準備をしているときに、ランドセルにつけているピカチュウのキーホルダーを外してほしいと言ってきた。先生に「キーホルダーはダメだよ」と言われたらしい。 ぼく「なんでダメなのか聞いた?」 次男「聞いてない」 ぼく「理由もわか…

スポーツ中継のジレンマ

先日の「世界リレー」を放送したTBSに対する批判記事を読んだ。男子4×100m、それも日本チームだけを盛り上げようとするあまり、他の競技へのリスペクトが足りない構成になっていたこと。そのせいで、本来快挙であるはずのマイルリレーの好タイムが注目され…

脳が見ている

なにかを見たり読んだりというのは、「目」で見ているようでいて、実際は脳が見ているらしい。つまり目のレンズに映る「ありのまま」ではなく、脳が「見たい」と思う通りに情報を解釈しているということだ。だまし絵で勘違いするなんていうのは、「脳が見て…

47歳定年に向けて

昨日の続きのような話。 企業は47歳で社員を定年とすべき、という主旨の記事を読んだ。現在のように、60歳を過ぎた定年社員を再雇用し給料を負担し続ける、というのは早晩破綻する。47歳といえば、その頃はすでに出世争いの決着はついているから、必要な人材…