「あさが来た」見てます。
朝ドラを見るのは花子とアン以来ですが、
やはり最初の2週間くらいを見てしまうと、
続きが気になり、習慣化してしまいます。
ところで、もう結構前のことになるのですが、
加野屋の中で「西郷さんが政府に対して蜂起した」
店の若い衆たちが、世の中の動きについて
のんびりと語っていたような場面だったと記憶しています。
今では、歴史のヒトコマということで
教科書の中の出来事、という感じです。
ドラマの中の人々も、
当時の人たちからしたら、明治維新前後の日本はまさに
内戦状態だったということになり
もしかすると毎日、今とは比べ物にならない緊張状態で
暮らしていたのかもな~と想像しました。
そして言うまでもなく
それまでの日本では、日本人同士が常に戦争していたわけで
あらためて考えると、恐ろしい世界です。
それなのに、明治維新以前については
たとえ戦争の話だったとしても、どれもある意味「娯楽もの」
描かれるものがほとんどです。
対して昭和に入ってからの戦争を描くものは、
リアルに胸に迫ってきます。
この違いって何なのかな~とずっと疑問でした。
そこでひとつ思いつくのは
それまでのものはほとんど「絵」や「文章」
昭和以降のものは、「映像」「写真」で残っている、
誰もが一度や二度は、戦時中の悲惨な映像を目にしたことがあり
そのとき心の中に残った何かが、
ニュースなど見ていても、
字で読むだけのものと、実際に死者が移った映像があるのでは
圧倒的にインパクトが違います。
そう考えると、映像の発明というのが
これまでの歴史上でももっとも影響力のあったことかもしれないで
よくまとまらないまま書き連ねてしまいましたが・・
とりあえず、考えたことメモということで、このまま残しておこうと思います。