子どもが小学校から、エコ活動推進のチラシを持て帰ってきて
先生から「地球のために頑張ってやろうと言われた」と
言っていました。
ぼくは、この「地球のため」とか「地球にやさしい」という言葉が
昔からあまり好きではありません。
どんなに温暖化になろうと、海面が上昇しようと
おそらく地球が消えてなくなるわけではありません。
正確に言えば、「人間が住みやすい地球環境を保つため」ということなので、
縮めて言うなら「人間のため」だろうと思うのです。
特に子どもに向けて語られる「地球のため」は、
どこか「他者のため」にやってあげる「いいこと」というニュアンスを感じ、
ぼくは違和感を抱いてしまいます。
子どもには、「人間にとって大切なことだからやるんだよ」と
言っておきました。
ちょっとした細かいことではあるのですが、
子どもには、(親も含め)大人の言う事を鵜呑みにせず
どんなことも、自分の頭のフィルターを通し、考えられる人になってもらいたいと願っており、
ついいろいろと言ってしまいます。
彼にとってはまだ理解できないことの方が多く、鬱陶しいことこの上ないと思うのですが
どんどん言っていこうと思います。