読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

オーストラリア ワーホリ体験記②

ケアンズに出発する日。

いったん羽田まで移動し、
そこからバスで成田空港へ向かいます。

羽田には、東京在住の大学時代の友人が
わざわざ見送りに来てくれました。


そして成田空港でもろもろの手続きを済ませ
搭乗待合ロビーへ。


このとき初めて知るのですが
ぼくが購入したのはJALケアンズ発着のチケット。
実際に乗る便は
「(ケアンズ経由)ブリスベン行き」の「カンタス航空との共同運航便」でした。


このとき出発を前に、知らず知らずナーバスになっていたようで
「もしこの飛行機が墜落しても、ニュースで

ブリスベン行きのカンタス航空機』と聞いたら
誰もオレが乗ってる便だと思わないだろうな~」なんて
考え、ひとりで寂しくなったりしてました。


さらに、当時付き合っていた彼女と電話でもしたいところだったのに
その時間は友達と森山直太朗のライブに行っているとかで
連絡できない状況。。
だいぶ前から決まっていたライブなので、彼女には何の非もないのですが、
「なにもこの日に・・・」なんてやり場のないイライラも募ってきます。


そんなこんなで、飛行機は22時頃、予定通り出発しました。


一夜明けて、朝5時。
無事ケアンズ空港に到着。


大部分が団体ツアー客だったということもあり
他の乗客は、ガイドさんに連れられ
あっという間に空港から姿を消してしまいます。

気づけば、こじんまりした早朝のケアンズ空港に
ぼくとわずかな空港職員、そしてタクシー運転手くらいしかいません。



まだまだ不安と緊張感いっぱいの状態で
とりあえず、日本からもってきた携帯で
母親に無事到着したことをメールします。


※当時はまだJ-phoneの時代。国際用の携帯電話をレンタルして持参していました。


すぐに母から返信。
文面は覚えていませんが、とにかく「知っている人」とつながれたことで、
なんだかものすごくホッとした記憶があります。



少し気持ちを落ち着かせ
まずは市街に移動することにします。


といってもまだ早朝。
ホテルのチェックインどころか
どの店も空いてない時間。


そこで、とりあえず地図的には町の中心にある駅

Cairns Central Stationに行くことにして
タクシーに乗ります。


駅に向かう車内から、
いかにも南国風の木々や、英字の看板などを眺めていると
「あ~来たんだな」と実感しました。


そして窓から感じるあったかくも爽やかな風、
さらに雲一つなく真っ青な空を見て
一気に気持ちも晴れ渡り、わくわくしてきました。


そういえば、ワーホリの行先を検討していたとき
仕事や物価の問題もさることながら、


最初はきっと不安な気持ちで到着するはず、
そのときに暖かくて天気がよいだけでも、

ずいぶん気分が前向きになるだろうと思ったことも
オーストラリアに決めた大きな要因でした。



そうこうしているうちに、駅に到着。


・・しかし、自分が想像している「中央駅」とはほど遠く
当時のケアンズセントラル駅は、
ほぼ貨物のためのものだったようで
線路のほかには、ちょっとした待合のための建物があるだけでした。


駅には、その後毎日のようにお世話になるショッピングセンター
「ケアセン」(Cairns Central)があるのですが
当然開店前でシャッターが閉じています。



とにかく、誰もいない、何の情報も得られない
閑散とした駅。


仕方なくスーツケースをひきずって
地球の歩き方」の地図を頼りに
海岸に出ることにしました。


このスーツケース、出発前に少しでも出費をおさえようと、
リサイクルショップで3000円くらいで購入した中古品なのです
アスファルトを歩くと、とんでもなく車輪の滑りが悪く
そしてとんでもなく「ガラガラガラ」と大音量を響かせます。


(しかしその頑丈さは素晴らしく、その後どんな酷使にも耐え抜き
すっかり欠かせない相棒となるのですが
そのときのぼくは、そのことをまだ知りません。)


すっかり太陽が昇り、容赦なく日光が降り注ぐ中
スーツケースにケチった自分を呪いながら
汗だくになって歩いていました。


20分くらいは歩いたでしょうか、
ついに海岸が見えてきました。


「海だー!!」とはやる気持ちで近づいてみると
そこは、、、「干潟・・・?」

波どころか、水がいっさい見当たりません。


そう、こんな重大なことさえ
その瞬間まで知らなかったのですが
ケアンズ(正確には中心部)には海がない」と言っても過言ではないのです。


限りなく遠浅、
そして日中はほぼ干潮の時間にあたるため
明るいうちに見られるのは、ほぼ「泥」です。


海水浴なんてもってのほか、
そもそも堤防から海岸に立ち入ることが禁止されていました。


この日何度目の落胆かわかりませんが
もう精も根も尽き果て
腹も減っていたので、
海岸沿いのEsplanade(エスプラ)にあるカフェで休むことにし
BLTサンドとアイスカフェラテを注文します。


ここでもプチなカルチャーショック。
アイスカフェラテには「アイス」が乗っかっています。


でも腹が満たされると
また心に余裕が生まれてくるものです。


海は残念はシロモノだけど
とにかく最高の天気と、開放的な海岸沿いの通り。
日本にはない、南国特有の空気で満ちています。


ここでこれから自分が毎日生活すると思うと、
やっぱり嬉しくなってきました。


このあと、初日にして
ワーホリライフ最大の衝撃を受ける出来事が待ち受けているのです
続きはまた今度・・・