にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

「ダメだし」求む。

30代も半ばを過ぎてくると、だんだん社内でも自分の言う事がある程度受け入れてもらえるようになってきます。
あからさまな「ダメだし」もされにくくなってきます。

それにともない、社内での打合せやブレストも、だんだんと楽な精神状態で臨めるようになります。


言いたいことを言って、それが何となく通り、淡々と進んでいく。
もちろんその時々で自分なりに考え知恵を絞っているつもりですし、自分の考えが通ることに悪い気はしません。けれど、若いころに感じていた「どんな反応をされるだろう」という緊張感が欠けてきていることに、物足りなさを感じるときがあります。危機感と言ってもいいかもしれません。


そんな社内にも、中には「淡々と進む」ことを妨げる人がいます。
ぼくが考えもつかなかった視点から突っ込みをいれたり、否定してきたりします。
ただしそういう人は、得てして「オブラートにつつむ」ことはないので、言われた方としてはカチンときます。
その場でムキになって反論してみたくなります。

けれどそのあとで冷静になると「やっぱりこうでなくちゃな」と思います。


ぼくは自分に甘すぎる人間なので、自身を追い込んで何かを突き詰めることが極めて苦手です。そんなぼくが成長するには、誰かの「ダメだし」が必要なのです。


ダメだしされるとムカつくし、落ち込むし、できれば避けて通れるに越したことはない、とよく思います。けれど自分に甘い人間としては、進歩のために頼れるのは「厳しい環境と人」だけです。つねに楽したいココロと闘いながらも、そんな人たちにできるだけカラんで、少しずつでも成長していきたいと思っています。