にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

巨人軍を徹底擁護する!

こんにちは

プロ野球開幕を直前に控えて、なんだかえらい騒ぎになってきましたね。
阪神のネタも出てきたりして、これから芋づる式に各球団に波及するのは時間の問題でしょう。

今日はプロ野球LOVEの立場から(アンチ巨人ではありますが...)、巨人軍を庇ってみたいと思います。



まず現在明るみになっているいることといえば

野球賭博
・声だしに伴う現金授受
です。

ここで、我々ファンにとって、プロ野球観戦の目的が何かを考えてみます。
それは「試合を楽しむこと」そして「ペナントレースの結果に一喜一憂すること」でしょう。


その限りにおいて、これまで約30年間、ぼくはプロ野球に裏切られたことはありません。

もちろん贔屓チームが弱ければがっかりするし、中継ぎが炎上すれば子どもにまで八つ当たりするくらい腹が立ちます。


けれどそれも含めてプロ野球。そんな紆余曲折を経験したからこそ、
試合終盤の起死回生の逆転打に熱狂するし、優勝でもしようもんなら勝手に涙が流れてくるのです。


そこで野球賭博です。
確かにいけないことだし、暴力団の影が見え隠れしており、この際膿を出し切った方がいいでしょう。

しかしそれはあくまでも「ルールに反するから」いけないことなのであり
これまでプロ野球そのものが与えてくれた感動や興奮を損なうものではありません。


なのでファンとしては、粛々とルールにのっとって処分してもらえればよいだけの話。
上に書いた「目的」を損なわれたわけではなく、怒りに燃えるような案件ではないと思うのです。


怒る資格があるとすれば、プロ野球選手が清廉潔白な聖人の集まりだと信じ込んでいたピュアな人々くらいでしょう。少なくともぼくはそうではありません。


そして声出しと現金授受。
勝つと支払い、負けると儲かることから敗退行為につながるのでは、と言われています。
これに至っては、アホらしいというか、はっきり言って「どうでもいい」ネタでしょう。


そもそも一つの試合の敗退に「直接」関わることができる選手が、いったい何人いるでしょうか。

プロ野球においては先制したチームが圧倒的に優位に立ちます。
たとえば2015年の巨人では7割を超える勝率です。


つまり「先制するか、されるか」が勝敗に大きな比重を占めており
それを左右するのは、言うまでもなく先発投手ということになります。


それ以外の選手、特に野手に至っては、自分が打つ/打たないで勝敗が決する場面など、
年に数度あるかないかのはずです。


そんな場面で、目先の数万円のために負けるためのバッティングをするでしょうか。
仮に自分がそうしたとしても、後続の打者にその気がなく試合に勝ってしまったら、
お金は支払う、自分の査定も下がる、まさに踏んだり蹴ったりです。


ですから、野球ではわざと試合に負けることは、少なくとも先発投手、捕手、半分以上の野手が全員で結託しなければ成し遂げられない大仕事です。


猛練習を積み、激しい競争を勝ち抜き、ケガや故障に耐えレギュラーをつかみ取って試合に出ている選手たち、
それが揃いもそろって声出しのお金のために敗退行為?
本当にありえると思いますか?
そんな選手が何人もレギュラーを張っているチームが、ここ5年で3回も優勝できますか?


ぼくには考えられません。
そして敗退行為でない以上、ぼくにとってのプロ野球の価値を損なうものではないので
「どうでもいい」問題です。


賭け麻雀や賭けトランプと同じくらいどうでもいい問題です。
(「賭けない」麻雀がこの世に存在するのでしょうか??)


と、いうことでつい熱くなり延々と書いてしまいましたが
この問題に関してぼくの意見としては、
とにかく早く収束させて、選手には野球に集中してもらいたい、ということです。


もし今後、さすがのぼくもひっくり返るようなヤバい事実があったとしたら・・
それはナベツネさんでも誰でもいいから、徹底的にもみ消してなかったことにしてほしい(笑)
願わくば知らないままでいたいです。


プロ野球の楽しみが奪われることのないよう、切に、切に祈ります。