にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

プロ野球スピリッツの魅力

こんにちは


プロ野球が無事に開幕し、西武もまずます好スタートを切りました。
明日はいよいよエースの岸がソフトバンクに挑む一戦。
相手は和田です。今からわくわくします。


そしてパリーグは開幕全試合が満員御礼だったようですし、セリーグも含め、本当に盛り上がった週末でした。
開幕直前にすこし嫌な空気がありましたが、まずはホッとしました。


ところで連日野球ネタになってしまうのですが、プロ野球スピリッツというゲームがあります。
スマホの台頭、ゲーム機の低迷で、今年はスマホ版のみの発売になるようですが、ぼくは2014年版を旧型PSPプレイしています。


このゲームが、本当に良くできているのです。


ピッチャーの投球は球威がある球は小さく、ない球は大きくなります。つまりスピードが遅くても球威がある球は打ちにくくなります。

また、リリースでボタンを押すタイミングがうまく合えばさらに小さく打ちにくい球に、逆に合わないと失投として巨大な球になり、打者には絶好球です。


ほかにもいろいろディテールが凝っているのですが、ぼくがとても面白く感じるのは、その機能的な「リアル」を追求した結果、プレイする「心理状態」がリアルに近づく点です。


先ほどの投手のプレイでいえば、それまで好投していても、打ちこまれてイライラしてくると、投げ急いで微妙に手元が狂いリリースのボタン操作に影響を及ぼします。結果として失投が多くなり、また打たれる悪循環です。

よくカッカきては打たれる外国人投手がいますが、彼の気持ちがとてもよくわかります。


打者のプレイでは、相手投手がたまに投げてくる失投に「キタっ!!」と思い振りにいくと、力みすぎてタイミングがずれて凡フライを打ち上げてしまいます。


テレビで観戦していると「おいおい、ど真ん中やん~!!」と突っ込みを入れてしまう場面ですが、絶好球であればあるほど大きな「落とし穴」が存在することを教えてくれます。


そんなふうに、このゲームはとても「野球っぽい」喜怒哀楽を体験できる傑作です。
実際に「観戦している・野球している」感覚でプレイできるという意味では、素晴らしく「リアル」です。


そこに価値を感じるぼくとしては、今後スマホ版のみになるのはすごく残念なところですが、世の中の流れなので仕方ないですね・・


PSPが壊れてプレイできなくなる日まで、2014を楽しみ続けたいと思います。