こんにちは
うちの子どもたちは、例に漏れず妖怪ウォッチが好きで、よく見ています。
ぼくも一緒に見てみることがあるのですが、さすがについていけないところも多く、なかなか楽しむところまではいけません。
また、ドラえもんもたまに見ます。
こちらは、声優陣に入れ替えはあるものの、キャラクターや道具は昔から馴染みのあるものが多く、ぼくにとっても見やすいのは確かです。
しかしドラえもんを見ていて、妖怪ウォッチには感じない違和感を覚えるときがあります。
それは「街並み」です。
低層階や戸建の建物が密集して、敷地はブロック塀で囲まれています。その様子は昔の街並みそのものですが、家自体は古くなく小ぎれいなものが多いため、違和感があるのです。
中には、「裏山」のあるあたりなどマンションっぽいものも見えたりして、そのへんは時代に合わせてリニューアルされているのかもしれませんが、野比家の周辺は、昔から変わらないように見えます。当然空き地の土管も健在です。
「今の子ども」向けにレギュラー放送しているアニメとして、そこらへんを変えずにいることは、良い悪いの問題ではないですが、なんとなく「不思議」な印象を持ちました。
作り手としては、これを「現代」の話と考えているのか、「昔」の話という前提に立っているのか。
子どもたちはこれを見てどう思ってるのか、にも興味があります。
ぼくが昔に「巨人の星」や「あしたのジョー」を見ていたように、ある意味「時代モノ」としてとらえているのかもしれません。今度聞いてみたいと思います。
とはいえサザエさんやちびまる子ちゃんには、これまであまりその点で違和感を感じたことがありません。そう考えると、ドラえもんは「風景」や「街並み」のカットが多いのかもしれません。
「朝になったこと」や「日が暮れたこと」などの状況説明に使われるカットだと思うので、ドラえもんには「時が過ぎて、何かが起きる」というシーンが多いということでしょうか。
同じアニメでもいろいろな傾向があり、面白いですね。