にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

人のせいにすることは悪、というのをどう教えたら良いのか悩みます

こんにちは


今日朝起きたら、家の棚に置いているちょっとした飾りが壊れていました。


次男が、「おとうさん、これが壊れちゃった・・」と言ってきました。
そこにかぶせて長男が「××(次男)がぶつかって壊したんだよ!」と言ってきました。
それを聞いた妻が「ふたりで走り回ってたから壊れたんでしょ!人のせいにしないの!」と言って長男を叱りました。


これ、我が家ではよくある光景です。
逆に長男が何か不始末を犯したら、次男が同じように言います。


兄弟ゲンカの一環だし、ふだんは別に気にも留めません。
けれど今日はふと、たとえば長男が小学校で、先生に「△△くんが壊したんだよ!」と言っているかもしれないと思うと、ちょっと怖くなりました。


人間関係において「人のせいにする」「誰かに言いつける」ことはご法度です。


先生が「誰がやったんだ!」と怒っているとき、恐怖に耐えかねて「△△くんです!」と言いつけてしまったら
最後、友達を失ってしまうことは確実です。
うちの子どもたちには、そんな人間にはなってもらいたくありません。


けれど一方でそういう感覚は、教育的指導や説教をしたところで見に付くとはあまり思えません。というか、何か型にはめて「教える」ことはとても難しいです。


たとえば自分の大好きな先生が困っていて、その犯人は友達でもなんでもない同級生のすごく悪いやつだと知っているとき、先生に教えてあげることは悪なのか?
完全な「正解」はどこにもありません。


自分や周囲の子どもたちとの雰囲気や空気を察して、少しずつ少しずつ覚えていくことなんだろうと思います。

それに加えて、たとえばヒーローもののテレビ番組やマンガ、映画などからも学んでいくかもしれません。


あとは本人の感受性や度胸しだい、というところでしょうか。


子どもの成長につれて、親の悩みや心配もいろいろ複雑になってきます。
だからこそ毎日が新鮮で面白い、ということでもあるのですが・・