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にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

オーストラリア ワーホリ体験記④

こんにちは


前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、なんとなく続きを書きたい気分になってきました。(といっても、たぶん前回が3回目にして旅のクライマックスです)


ウォルターのナンパから逃れ、疲れ果ててホテルにチェックイン。


思った以上に清潔で良いホテルだったので、少し気分も持ち直しました。


その後部屋の写真を撮ってみたり、適当に夕食を食べたりして過ごしました。


本当にいろいろあった一日、到着したその日は、日本にいる彼女に電話をすることになっています。
早く彼女の声が聴きたいと、約束の20時が待ち遠しく感じました。


時間になり、急いで公衆電話へ。


携帯電話も持参していましたが、事前の調べで、日本への国際電話は安いプリペイドカードがあることを知っていたので、日中に購入済みでした。


今の時代であれば、スマホwifi環境さえあれば、常に日本にいる人たちともコミュニケーションがとれ、不安もかなり解消されるのだと思います。


でも当時のぼくは、日本からレンタルで持ってきた「海外用」のケータイ。通話料は1分数百円もするシロモノです。
あとはネットカフェに行って、hotmailでメールする。連絡手段はそれだけです。


そんなわけで、やっと電話ができると、はやる気持ちでプリペイドカードを入れました。

すると、受話器の向こうから操作ガイダンスのアナウンスが聞こえます。


もちろん英語です。なんとか耳を凝らしながら聞き取り、日本の国番号、彼女の家の番号など入力していきます。

つながるまであと一歩。そして最後のガイダンス

"Please enter your  ●#€%$. "

・・・ん??

何かを入力しろと言っています。

理解できないうちに、時間切れとなってしまいました。

もう一度やってみます。
しかしどうしても最後まできて、「●#€%$」のところが聞き取れません。


今と違い、わからないことをその場で調べる術はありません。


蒸し暑い公衆電話の中で、ひたすら何度もやり直し、思いつく限りの番号を入れてみましたがダメです。


気が付くともう15分以上経っていました。


今日一番楽しみにしていた日本への電話。トラブル続きで話したいことがたくさんあるのに、その電話までもうまくいきません。


もうこれ以上ムリ。20時に電話が来ると思って待っている彼女も心配しているはず。もうケータイでかけるしかないと、絶望を抱えて部屋に戻ります。


ベッドにぐったりと倒れこみ、番号を押しました。

1コール目も鳴り終らないうちに「もしもし!?」と彼女の緊迫した声が聴こえた瞬間、なんとも言えない安堵感が溢れてきました。


時間になっても電話がこないことで、かなり心配していたようで、何度も「だいじょうぶ?」「何があったの?」と聞いてきます。


日本でこんな風に自分を気にかけてくれる人がいる、そう思ったとき、恥ずかしいのですが正直に言うと、涙が出ました。


相手に気づかれないように、声が震えるのを必死でこらえました。


日本を発つときからここまで、自分がとんでもなく緊張とストレスを感じていたことに、それから解放されて初めて気が付きました。


この調子で本当にオレは1年間もこの地でやっていけるんだろうか・・・


電話を終えたあと、漠然と不安を覚えながら、一日目の眠りにつきました。


結果的には、その後に夢のように楽しいワーホリライフが待っているのですが、満喫モードに入るのはもう何日か先の話です。


続きはまた今度・・・