にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

発言する勇気の持ち方

こんにちは


仕事の打合せで、自分がその中で一番新入りだったり、実績がなかったりすると、なかなか発言ってしにくいですよね。


うちの会社にも、先日中途で別業界から入ってきた社員がいるのですが、ある案件で、最初から最後まで発言できないままでした。


ぼく自身も同じ経験があります。
中途で今の会社に入社したとき、打合せで出てくる意見のレベルの高さや、発言している人たちの頭の回転の速さに圧倒され、ほんとに結構な期間、一言も発言できない状態が続きました。


もちろん頭ではわかっているのです。
発言しないうちは、自分の評価はいつまでも「ゼロ」のままであると。
もしくは時間が経てば経つほど、「マイナス」になっていくと。


それでも、その発言によって「レベルが低い」と思われるかもしれない恐怖に打ち勝てず、口を開けないのです。



中には臆せず思ったことを口に出せる、うらやましい性格の人間もいます。

けれどぼくのようなタイプも、比較的多いのではないでしょうか。


この解決には、やはり「時間」しかないと思います。

だんだんと、レベルが低いと思われる「恐怖」よりも、発言しないことによる「プレッシャー」の方が強くなってきます。


そこで思い切って一歩を踏み出してしゃべることができれば、次の二歩目はかなり軽くなります。三歩目からはもう何のためらいもなくなるはずです。


そしてあるとき気が付きます。自分もまわりも、他人の意見にそこまで関心がないことに。


みんな関心があるのは、「どうすれば自分の意見を通せるか」ということだけ。


だから何を言おうと、たまに「失敗したかな?」と思っても大丈夫。自分以外誰も気にしてません。


ただこれは自分の経験による「実感」を積み重ねていくことでしか、わからないものでもあります。



中途入社の彼もいまはしんどいと思いますが、自分との闘いを経て、早く一歩目を踏み出せるとよいなと思います。