にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

「ホームランド」に感じるアメリカのいいところ

こんにちは

ウォーキングデッドもゲームオブスローンズも最新話まで見てしまい、今はそれ以外のあれこれに手を伸ばしています。


そんな中、huluにホームランドのシーズン4が追加されていることがわかり、観ています。


CIAとテロ組織との闘いを描いたドラマですが、「本当にこんなことが起きてそう」と思わせる説得力や強さを感じます。


何よりテロ組織だけでなく、CIAやアメリカ政府の闇まで描いているところが、このドラマの本気度とリアルさを際立たせています。


アメリカ軍による無人爆撃機での無差別殺人や誤爆が大きなきっかけとなり、憎しみの連鎖を生みテロ組織を増長させる。そんな構図をはっきりと見せてくれます。


しかもそんなドラマがエミー賞の常連だったりします。
なんだかんだいって、アメリカの懐は広いと関心してしまいます。


日本で、首相や大臣の決断で戦闘地域での無差別殺人が行われ、それがきっかけでテロが起きるなんてストーリーがドラマ化されるとは考えられません。


第二次大戦についてさえ、被害者としての日本は語られても、加害者としての日本軍を描いた作品はあまり思い浮かばないし、あったとしても注目されることはなさそうです。


アメリカもいろんな問題を抱えているのでしょうが、「多様性」や「表現の自由」を守る精神の確かさについては、やはり尊敬すべきところがあると感じます。