飲み会というものがあまり好きじゃない。
特に職場関連のやつ。
苦手な人がいるわけではなくても、なんとなく面倒くさい。
なんでだろう?
友だちや気が合う人と会って飲むのは楽しい。ということは大半の職場関連の人とは「気が合わない」ということなんだろうか?
そこまで考えて、なんとなく辿り着いた答え。
飲み会というのは「飲みニケーション」ということばもある通り、「コミュニケーション」の場だ。
つまり、相手の話を聞きたいし、自分の話を聞いてほしい。そんな気持ち同士が交わる場が「飲み会」ということだろう。
だから、他人への関心がもともと圧倒的に薄いぼくにとっては、楽しいというよりも「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまう。そういうことかもしれない。
ほんとうに仲が良く、好意をもっている相手でない限り、他人の話にあまり興味はないし、自分の話を聞いてほしいとも思わない。そりゃ楽しいはずがないのである。
じゃあいったい、他の人は飲み会を楽しんでいるのだろうか?
仕方なく付き合っている人も多いだろうけど、中にはしょっちゅう誰かしらを誘って飲みに行きたがる人もいる。
そんな人はきっと「聞いてほしい」ことが多いのかな。
言いたいことを聞いてもらえる相手を求めているのかもしれない。
そう考えると、ちょっと不憫にも思えてくるけど、
ぼくのことは誘わないでね。