前から気になっていたこの映画。
Netflixで視聴した。
大傑作「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督作品だ。
前作エリジウムがどうにもパッとしない印象だったけれど、チャッピーは第9地区と同じくらい強烈な余韻を残す映画だった。
ヨハネスブルクを舞台とした近未来における、知能をもったロボットと人間を描く作品。
全編を通して「人間って何なのか」「ロボットやAIとどこが違うのか」を考えさせてくる。
カラダは単なる容れ物なのか。ココロや記憶こそが人間にとって重要なのか。
映画を観終わっても答えはわからない。むしろ、ますますモヤモヤする。
でもこんな疑問は、この映画を観る前には感じたことはなかった。
自分にとって新しい世界を見せ、価値観を揺さぶってくれる、お気に入りになりそうな一本でした。