その人がどういう人か、本当に試されるのは逆境の時だと思う。
うまくいっている時は心に余裕があるし、周りにも寛大にふるまえて当たり前だ。
でも何かミスをしたり、想定外のことが起きて追い込まれたとき、どれだけ誠実でいられるかが勝負だと思う。
嘘をつかない。言い訳しない。人のせいにしない。
事態が大きければ大きいほど、なんとかバレずにすませられないか、とか、言い逃れができないか、と考えたくなる。そんな自分に打ち勝つのは大変だけど、そこを譲ってはいけない。
人は皆ミスをするものだ。
だからミスをしてもまた仕事はもらえる。
でも、逃げた人には二度と良い仕事はまわってこないだろう。
正直にふるまうことで、その場では怒られるかもしれないし大騒ぎになるかもしれない。でも長い目で見たときに、その積み重ねが信頼となる。
ダメなときこそ誠実に。そんな覚悟をいつももっておきたい。