にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

大人になるということ

この週末はキャンプに行った。

それはいい天気で、サイトからの眺めも抜群。日曜日からの泊まりだったから他の客もまばらで、最高にのんびりできた二日間だった。

 

ぼくや奥さんは、向こうに見える山や畑を眺めて「あーいいところだねえ〜」なんて言ってるわけだけど、息子二人は到着するやいなや、普段は目にしない大きさのアリに大興奮で、捕まえてみたり巣をほじくったり、アリには気の毒だが、、ずいぶん熱中していた。

 

途中で沢の水を汲みに行ったときのこと。

生い茂る木々の間から見える青い空をみて、次男が「なんかこの空の感じ、前に行った宮崎を思い出す」と言った。

 

本当に宮崎の記憶がどこまであるのか定かではないけど「こいつもずいぶん成長したなあ」という印象を受けた。

 

大人と子どもの大きな違いは、「視野」にある気がする。

子どもは基本的に目の前のものしか見ていない。それがだんだんと遠くを眺め、空を見上げるようになる。

 

少し引いた目を持ち始める。それを「大人になる」と言うのかもしれない。

 

うちの息子たちには、できればどちらか一方だけじゃなく、両方を持ち続ける大人になってほしいなと思った。