ぼくの人生におけるスポーツ3大名シーンというのがある(西武ライオンズ関連を除く)。ひとつは長野オリンピックでの原田の大ジャンプ。もう一つはWBC決勝でのイチローによる勝ち越しタイムリー。そして2015年ラグビーW杯で日本代表が南アフリカを破った逆転トライ。どれもテレビを観ながら我を忘れて絶叫した記憶がある。
いずれもその試合単体ではなく、過去から続く失敗や低迷の歴史を跳ね返しての「大逆転ストーリー」であるところが感動を特別なものにしている。
そこで今日のサッカー日本代表戦である。選手選考からバッシングにさらされ、予選通過してもその戦術にケチをつけられ、わりと散々である。そこにきて世界3位の強豪との決勝トーナメント。きっと負けたらこれまでの快進撃もなかったかのように否定的批判の嵐にさらされるだろう。
ぜひとも勝って、サッカー界の歴史を塗り替える「大逆転ストーリー」を見せてほしい。