長男が全国統一テストなるものの結果を持って帰ってきた。
100点満点の60点台。ほぼ平均か、少しだけいいくらいだった。
ちょっと驚いた。
ぼくはふだん子どものテストは見ていない。奥さんからはだいたいいい点数だと聞いていたし、日常の会話からもアタマの出来は良い方だと感じているから、少なくとも小学校の勉強は放っておいても簡単にこなすんだろうと思っていた。
という前提があるから、今は勉強なんてほどほどでよくて、とにかくたくさん遊んで、カラダを動かして、いろんなことに興味をもってほしいと思っていた。
その考えが、今回の点数を見ていきなり揺らいでしまった。まだ4年生だし勉強なんて二の次でいいなんて思ってたのに、急に「このままで大丈夫なんだろうか」なんて思い始めた。
あっけなく方針が揺らいでしまうのが我ながらなんとも情けない。
自分のことじゃないからなおさら心配になるし、しかも子どもの教育というのは、何が正しいかなんてまったく答えがないものだ。
でもやっぱり、彼らを戸惑わせないためにもできるだけブレたくはない。
まだ4年生。学力はこれからいくらでも挽回可能だ。もうしばらくはのびのびとさせてみよう。