次男は7歳になるがいまだに甘えん坊だ。朝起きたら布団にもぐりこんでくるし、居間でくつろいでると膝に乗っかってくる。
それがとてもかわいい。
というのは置いておいて。この前ふと気づいたことがある。
家族みんなで「ミニオンズ」を観ていたときのことだ。
次男は怖がりなので、どんな映画でもドキドキするシーンがあるのが嫌らしく、DVDで映画を観ようと誘ってもたいていは一人で別の部屋にこもっていたりする。
しかしミニオンズは興味に勝てなかったようで、奥さんの膝の上に陣取って観ていた。
ドキドキのシーンは耳をふさいだりしながら、でも楽しかったようで、終わったあとは長男と盛り上がっていた。
そんな子どもたちの様子はかわいい。
それはおいといて。
別の映画を観たときも、たしか奥さんの膝の上だった。
でもふだん、たとえばクイズとかバラエティとかのテレビを観ているときは、だいたいぼくのところに乗ってくる。
もしかすると、彼の中では意識的か無意識的か、父と母の使い分けがされているのかもしれない。
リラックスしているときは体がでかくて座りやすい父親、ドキドキしてしまう映画を観るときは安心できる母親、というふうに。
次からはその検証の目線で彼の行動を見てみよう。
でもいつかは膝の上を卒業する日が来るんだろうな。それがとても寂しい。