にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

西武ライオンズ考

スポナビブログが閉鎖されてしまったので、たまにこちらに野球のことを書いてみる。

 

ライオンズが開幕以来首位を守っている。投手陣、特にリリーフ陣が不調で防御率は最下位ながら、ここぞという正念場の試合を勝つことで、なんとか1位を維持している。

 

今年は打線のチームと言われる。攻撃力が高いのは間違いない。レギュラー陣の多くが大きなスランプなくここまできているので、レフトと捕手以外はほぼ固定されている。そしてその「固定」が守備の安定にもつながっていて、チームの好調を支えている、という好循環が生まれていると感じる。

 

野球というのは9人で連携して守るスポーツだ。個々の能力が高くても、そこに信頼関係がなければせっかくの能力も活かされない。テレビゲームのようにはいかないのだ。たとえばセカンドとライトの間にふらっとフライが上がるとする。どちらかが全力で追えば追いつく打球でも、譲り合って「お見合い」なんてことがよくある。何試合も同じ打球を追うことで、お互いの動きが感じられるようになり息が合ってくる。

 

今のライオンズを見ていると、フィールド内の野手同士が信頼しフォローしあって、個々の能力を100%に近い形で出せているように感じる。

 

レギュラーが固定されているのはやはり強い。しかし今後はシーズンが進むにつれてケガ人だって出てくるだろう。そこをどう乗り切るか。先は長いが楽しみに応援していきたい。