にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

「子どものため」禁止

先日キャンプに行ったときのこと。川遊びができるキャンプ場ということで、子どもも喜ぶだろうと楽しみにしていた。行ってみるとまさに自然の中の小川で、とても良い雰囲気。先に来ている家族がわいわいと遊んでいた。

 

しかし、である。

テントも張り終わってさあ川遊びしようとなったら、うちの二人は「え~」なんて言い出した。曰く「ボール遊びの方が楽しい」「濡れるのやだ」などなど。

 

親としてはかちんときてしまった。

ボール遊びなんていつでもどこでもできるのに、と。

奥さんと二人で、うちの子たちはなんてつまらない子なんだろう、とぷりぷり怒った。

 

でもいま冷静になってみると、そんなことで怒るのはやっぱり理不尽ですよね。

親が勝手に「子どもが喜ぶ」と決めつけていただけなのに。子どもだって、川遊びしたいときもあれば気が乗らないときもあるのは当たり前なのに。

 

「子どものために」なんて考えはロクなことにならない。お互いにとって悲劇のもとである。自分が楽しいことが、子どもにとって楽しければなお良し。何事もそのくらいのつもりでいるのがいいだろう。