にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

電話のスタイル

ぼくの会社では各自に携帯電話が与えられていて、だいたいの用件はそれで話すのだけど、オフィスの様子を眺めているといろんな電話スタイルがあって興味深い。


すべての電話を自席でそのまま話す人がいれば、逆に必ず席をたってどこかに行く人もいる。ちなみにぼくは仕事の用件は自席で話し、プライベートな、居酒屋の予約や妻にかけるときなどは席を立つタイプだ。

でも一方でぼくの部署には、仕事の電話はほぼ周りに聞こえない場所に移動するが、奥さんなどへのプライベートな用件は自席でという、なかなか珍しいスタイルの後輩もいる。


仕事をしていれば、話す内容をまわりに聞かれたくないということはある。これは自分にも覚えがあるし、気持ちとしてはわかる。でもぼくはそこで逃げないように、踏ん張ることにしている。これは言ってみれば「自分ブランディング」のひとつである。どんな内容でも周囲に人がいる状況で話すことで、自然と裏表がない印象や信頼感を積み重ねていくことができると思っている。また何かピンチに陥った時、その場を打開するために、たとえば誰かを悪者にするような安易な会話をしてしまわないように、自分に対してプレッシャーをかけているという意味合いもある。


電話というのはその人の性格や自信がなんとなく現れて、なかなか面白いものだと思う。