にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

オーストラリアが好き

オーストラリアの人は明るい。といってもぼくはオーストラリア以外の外国のことをほとんど知らないから、他と比べてどうかはわからない。でもとにかくオーストラリアの人が見せる明るさが好きだ。


知らない人でも、目が合うとニッコリして”Hi,”と声を交わす。お店では販売員のお兄ちゃんが「そのTシャツクールだね!」話しかけてくる。レジで小銭がぴったり払えたら店員のおばさんが”Lovely!”と喜んでくれる。ちょっとしたことだけど、そんないちいちポジティブな反応をしてくれると、こちらは一日いい気分でいられる。そしてまわりにも明るくふるまえるようになる。


あともう一ついいところは、ケアンズゴールドコーストシドニー、パース、いろんな街を転々としたけれど、どこもいちばん美しく素敵な場所が市民に開放されていることだ。パースのkings parkでは平日でも夕方5時を過ぎると、ランチボックスとワインをもった家族があちこちで団らんをしていた。サーファーズパラダイスでは、朝日が昇るころに、どこからともなく初老の男性が海パン一丁にサーフボードを抱えてやってきて、15分くらいサッと波に乗ったあと歩いて帰っていった。


ぼくの目に映るオーストラリアの人は多くが人生を楽しんでいるように見えた。

もちろん、もともとは移民の国だから出自はいろんな人がいるだろう。ひとくちに「国民性」と言ってよいのかよくわからない。でもあの広い大地と青い海に囲まれ、熱い太陽に照らされていると、それだけでベースの幸福度は高いような気がする。

自分が楽しいと人にもやさしくなれる。大きな自然と、そこに住む人も含めてオーストラリアの魅力なんだと思う。