子どもを見ていると心が休まる。特に寝顔や何かを食べているときの様子が好きだ。ほっとする。あと、子どもの肌にふれていると少しずつ元気がわく。子どもと手をつなぐと、ぼくの充電プラグがコンセントにささり、じわっとエネルギーが流れてくるような感覚がある。これはペット、とくにやんちゃ盛りの子犬や子猫にも同じことがいえるかもしれない。
彼らはみんな「生きること」に疑いがない。真剣だし一生懸命だ。その潔い姿が、見ていて気持ちがいいし、彼らの肌のぬくもりを通して、自分にも生命力が宿ってくるような気がする。
大切な人が亡くなっていろんなことを考えてしまうこの頃、子どもたちが近くにいてくれることにこの上なく幸せを感じてしまう。