にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

またやってしまった。。

同僚とランチに行ったら、そいつが、ある別の同僚に対するグチを言い始めた。

わかる。わかるぞ~。オレもその人には最近イライラさせられていたから。そうそう、人にまかせっきりで、仕事への責任感が感じられないよね。そのくせ周囲には「自分がやってる仕事」アピール。ほんと参っちゃうよな。なんて内心で激しくうなずきながら、でも、できるだけ陰で人を悪く言わない修練を自分に課しているので「まあ、そうだよね~」くらいで堪えていた。しかし、そのうち「言いたい欲望」に屈してしまった。相手のグチが一段落したところで、自分の体験談を披露してしまった。「あ~あ、言っちゃった」という後悔も抱えながら。言ったって後に残るのは、スッキリしないむなしさだけだ。聞いている相手だって、自分が発散したいだけで、他人の話を特に聞きたいわけじゃない。分かってるのに言ってしまった。そして、修行の足りない自分にがっかりしながらこの文章を書いている。


結局のところ、人の悪口を言わないとか、言い訳しないとか、人のせいにしないとか、そういうのは「世のため人のため」ではなく、ぜんぶ「自分のため」なんだ。口にしたところで、気持ちは晴れないし、人からの信頼は失うし、いいことは何もない。覚えておこうね、自分。