昨日は高校時代の友人4人で飲みました。
ぼくともう一人はごく普通のサラリーマン。どちらも子どもが二人いて市内の外れにマイホームをもっている。典型的なタイプです。
もう一人は、親から虐待を受けたり、お金がなくて育てられないという子どもたちを預かる施設に住み込みで働いています。
そしてもう一人は看護師。精神科の病棟に勤めています。
その二人の話は、この世には自分がまったく知らない世界がいくらでも存在することを思い知らされます。
毎日のように、ぼくからすると想像もつかないとんでもないことが起きていることを聞かされます。
彼らにとってはそれが日常。また二人とも、それなりの使命や責任を感じて仕事をしているようですが、やはりサラリーマンとは異なる種類の大変なストレスを抱えながらやっているようです。
世の中では、たまに保育士や看護師の暴力などがニュースとなります。そのたびに「ひどい話もあるもんだ」と暗澹たる気持ちになりますが、その背景にも、単純に「ひどい奴」で片付けられないさまざまな要因や感情がもつれあってるのだろうと想像しました。