にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

プロ野球にまつわる7つのギモン

こんにちは


今日は西武戦が雨で中止。なんだか張り合いのない一日です。


ところで、プロ野球には「セオリー」と呼ばれる戦術や、解説者などがよく使う表現の中に、「それって何?」
「ホント?」と思ってしまうことが多くあります。

今日はそんな中から、7つほどピックアップしてみました。
さっそくいってみます。



①先頭を四球で出すと点が入りやすい

まずはこちら。
これは野球中継を見ていると、解説者やアナウンサーが本当によく口にします。
心情的にはなんとなくわかる気もしますが、本当なんでしょうか?

と思っていたら、こんな記事を見つけました。

「先頭打者への四球は失点になる」は本当か?
http://www.nikkansports.com/baseball/column/takahara/news/1493203.html


やはり統計的に信憑性があるものではなさそうです。

先頭にヒットを打たれてその後失点するのは普通ですが、先頭四球は、その機会も少なく、誰もが「何やってんだ!」となるので、その後失点につながると印象に残りやすいということなんでしょうね。



②振り切ったからヒットゾーンに飛んだ

よく野手と野手の間にポテンと落ちるヒットが出たときに聞く言葉です。
う~ん、これは怪しすぎます・・・
しかしなかなか統計的に証明するのは困難ですね。

計算するとしたら、振り切ったポテンヒットと、振り切ってないポテンヒットと、どっちが多いのか?という感じでしょうか。


そもそもどうやって「振り切ったかどうか」の判定するんだ??



③2ストライクに追い込まれたらバントからヒッティングに切り替え

こちらはけっこう真面目な疑問。

特に打者が下位打線の場合など、スリーバントをした方がマシなんじゃないの?
と思います。

追い込まれた挙句、ヒッティングに切り替えて併殺、エンドランを仕掛けて三振ゲッツー、何度見たことでしょうか。


2ストライクからのスリーバントと、強攻したときの進塁成功率がどうなのか、とても興味深いです。

セリーグの場合は、打者がピッチャーだとスリーバントのケースが多いので、パリーグとはまた事情が違うかもしれませんね。



④ボールにキレがある

ボールの回転数が多い球や、終速が落ちない球のことを指していそうです。
「キレ」という言葉はピッチャーのボールからビールの味にまで使われ、かなり守備範囲が広いですね。
しかしこれに関しては他にしっくりくる言葉がないので、「キレ」で賛成です。


西武の岸のストレートなど、やはり「キレがある」としか形容のしようがありません。
早くケガ治して戻ってきて~



⑤盗塁阻止率高い=強肩

よく指摘されることでもあるので、わざわざ書くまでもないかもしれません。

プロ野球でキャッチャーをやっている人ならたいてい一定水準以上の強肩なので、そこからの差は大したことないはず。

実際には「取ってから投げるまでの速さ」「ベースの近くに投げ切るコントロール」が盗塁阻止率に大きく関わっていると思われます。



⑥ゲッツーは最悪?

最悪なのは間違いないです。むかし西武にいた和田がランナー一塁で打席に立つと、ほぼゲッツーを覚悟してました。

最近だと、巨人の村田や広島の新井などが芸術的なゲッツー打ちとして有名ですね。

ほんとにゲッツー最悪です。

でもゲッツーって「強い当たり」であればあるほど起こるものなので、ゲッツー名人は強打者の証でもあります。


現役時代の落合は、投球直前の野手の動きを見て、野手がいないところに打ち分けていた、なんて逸話もありますが、それでも年間15~16個打っており村田と大差ありません。


ゲッツー=たまたま良い当たりが野手の捕れる範囲に飛んだことによる事故、と考えた方がよさそうです。ファンの精神衛生上も。



⑦中4日と中6日

現代の先発投手はプロ野球では中6日、メジャーでは中4日が主流です。

どちらも一長一短あるのは承知してますが、先制点の有無=先発の出来が勝敗を大きく左右するのは厳然たる事実。

そうであれば、たとえば今の西武のような先発投手が手薄なチームは、少数精鋭にして中4日でまわした方がよいのでは?という気もします。

まあシーズン途中で切り替えるのは無理があると思いますが、毎年どのチームも横並びで中6日というのはちょっと違和感があります。
もう少し事情に応じて、いろんなパターンがあると面白いのにな~と思ってしまいます。



と、普段あれこれ考えていることをだらだら書き連ねてみました。


でも、野球ってこういう突っ込みどころが多いのもまた面白いところなんですよね。
いじりがいがあるというか。


これからも野球LOVEな人生は続きます。