にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

地域のめんどくさ〜いコミュニティ。そこで育つ子ども。

こんにちは。


昨年引越しをして、戸建て郊外暮らしを始めたことで、高校時代に親元を離れて以来の「地域コミュニティ」との関わりが生まれています。


町内の清掃や、ソフトボール大会、子どものPTA絡みも含めると結構な機会があります。


地域には、これまで東京時代も含めて賃貸暮らしのときにはまったく気が付かなかった「家族間のつながり」「大人と子どものつながり」があります。同じところに暮らしていても、そこに関わるのと関わらないのとではまるで別世界のようです。
そしてその「つながり」を思いのほか心地よく感じている自分に、少し驚いています。


たとえば、ソフトボールをやっていて、守っている高校生の男の子がエラーすると、観ている親父たちがいっせいに「○○~(もちろん呼び捨て)、ヘタクソ!!」と野次ります。


子どもたちも、今度は親父の誰かがヘマすると「ヘイヘイヘイ!」と煽ります。そのお互いの距離感が近く、親しみにあふれていて、とても微笑ましいのです。


高校生に限らず、20~30代の若者含め、そこにいる子たちは「地元の子」として、近所の人たちみんなに見守られて育っているようです。


正直いってこれまで、地域コミュニティなんてものは古い時代の遺物、自分には煩わしいとすら思っていました。
けれどここに越してきて、濃いつながりを目の当たりにすると、素直に「こういうのいいな~」と思います。


自分の子どものことを、周囲の大人やお兄ちゃんたちが知っている、見守っていると思えると、とても安心できるし、子どもにとって真の意味で「ふるさと」と思える、心の拠り所ができることは、かけがえのないことに感じるのです。


環境を変えることで、これまで見えなかった世界が見えてくる。まだまだ世の中は自分が知らないことであふれているな~と思い知らされています。