にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

中年オヤジも悪くない

こんにちは


ぼくは野球が好きで、けっこうオタクの域にあると自負しているのですが、その熱は草野球をやるようになって、ますます高まったように思います。


プロ野球で目にした選手の技術や、本に書いてあったコツなどを試してみて、自分がホンの少しでも上達したと実感できたときは、子どものころ以上の充実感を感じます。


もちろん昔も、プロ野球選手の真似をして打ったり投げたりしていました。でもそれは「カタチだけ」の模写にすぎないものでした。


たとえば「落合博満の超野球学」という本で、打席では「重心を後ろに残して(早くトップの形をつくって)ボールを待つことが大事」と書いています。子どものころだったら、ただ「とにかく重心は後ろ」と意識したでしょう。でも今なら「なぜそれが重要か」まで考えることができます。


後ろに重心をおいて構えることで、打つ準備が早く完了するので、ギリギリまでピッチャーの球を見ることができるのです。


結果、草野球ではボール球を見極めることができるようになり、三振の数が劇的に減りました。


かように大人になってから得た知識は、その理屈や道理が腹落ちすることで、とても意味のあるものになります。


若いころにはよく意味がわからなかった映画や本でも、いま見返すと「こういうことか!」とクリアになることも多いです。


年をとったらとったで、いいこともたくさんあるなあ、というのが30代も終わりに近づいたこの頃の実感です。