にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

ASKAブログ。マスコミへの期待。

こんにちは


突然始まったASKAのブログ、アクセス数がすごいことになっているみたいですね。
ぼくも彼の歌は好きなので、最近は毎日のようにチェックしています。


1月にこれまでの経緯や想いを綴った超大作ブログが公開されたときは、本人かどうかの真偽も含めて、どう受け止めて良いか戸惑ったのが正直なところ。しかし現在更新されているブログは、「人となり」が文章からにじみ出ており、ファンにとっては「ASKAらしさ」を感じられる嬉しいものとなっています。


で、改めて思うのは、「有名人」と「ファン」と「マスコミ」の関係性が大きく様変わりしていること。


マスコミの世界ではASKAはまだ「犯罪者」であり、ネタとなるのは基本的にネガティブな話題ばかり。どう考えても、彼や彼の作品が表舞台に出てくるには、まだ相当の時間を要しそうです。


しかしASKAにとって大事なのは「歌を作り、ファンに買ってもらうこと」。
それさえ達成されれば、もともとプロモーションのためのツールでしかないマスコミに何を書かれようと、関係ないということになります。


そしてファンにとって興味の対象は、彼がどんな生活をし、何を思い、どんな作品を作るのか。それを知るうえで、本人が書くブログほど信頼できるものはありません。マスコミは必要ないのです。


これで今後、彼がまた良い作品を作り、たとえインディーズでもそれが発売されメジャー作品と遜色のない売上をあげるようなことがあれば、今の時代を象徴するすごいことだな~なんて考えてしまいます。


また他にも、たとえば宇多田ヒカルダルビッシュなどは、よくブログやtwitterで自身に関するマスコミ報道を訂正しています。「生の声」を直接ファンに届けることがスタンダードになりつつあります。


ただし彼らは、自分の「腕」で生きるアーティストやアスリートだからできること。でもたとえばベッキーのように、生きる世界が「マスコミ側」のタレントとなると、そう簡単に彼らを敵に回すわけにはいきません。
マスコミが、ある意味「許してくれる」まで「社会的抹殺状態」は続いてしまいます。



こんなマスコミの昔ながらの「全社横並び」での「ゴシップ一辺倒」な報道に、世の中やファンの求めるものと少しズレを感じている人は増えてきていると思います。


最新号のNumberの「清原和博特集」には、編集部の熱い「メッセージ」が強く感じられました。このように「世の中を動かす」「意識を変える」との気概をもって報道を行うことで、社会がとても良い方向に向かっていくような気がしてなりません。マスコミにはその力があると思うのです。