こんにちは
先日小2の息子の授業参観に行ったときのこと。
国語の授業で「あいうえお作文」を作ろう、というのをやっていました。
みんなが自由に作って発表していたのですが、けっこう出来のいいのがあって、感心してしまいました。
しかもこの年代の特徴として、男子より女子の方がセンスあるというか、ハッとするものを作る傾向がある気がします。
うちの子も頑張ってはいたのですが、ちょっと支離滅裂な文章になってしまっており。。
そんな中、ぼくが一番ほ~と思った女の子のやつはこれです。
あかいろの
いちごがいっぱい
うれしいな
えんそくの
おべんとう
なんかもう、
うれしい気持ちと遠足のワクワク感もあいまって、色鮮やかに輝くイチゴが脳裏に浮かんできます。
うまいな~と心から感心してしまいました。
実は以前にも、幼い女の子の感性にドキッとさせられたことがあります。
上の子が幼稚園の年長だった頃、引越しで転園することになりました。
そのとき彼のことを気に入ってくれていた、かえでちゃんという女の子が、お別れの日に手紙をくれました。
ちなみに男の子だったらこんなとき、せいぜい「げんきでね」の言葉に、妖怪ウォッチの絵が描いてあるくらいのもんです。
かえでちゃんの手紙には、上手な字でこんなメッセージが書かれていました。
かなしいような
さみしいような
りょうほう
かえで
これを読んだとき、ぼくの方が切ない気持ちになったことをよく憶えています。
息子2人の親としては「女の子って素敵だな~」と思ってしまいました。
性別で語るのは乱暴と言われるかもしれませんが、女性には、自分にはない細やかで瑞々しい感性を感じるときが昔からありました。
幼いころは、それがありのままに表出されるので、なおさらなのかもしれません。
息子の成長はもちろんですが、最近は周りの子たちを観察することにも楽しみを感じはじめています。