もう10月か。早いなあとつぶやく。
奥さんも「ほんと早いね・・・」と相槌をうつ。
「ぜんぜん早くない!」と8才の長男が反発する。
そうだよな、小さい頃は1年1年が長く感じて、小学校の6年間なんてほとんど永遠のようだったことを思い出す。
39才にとっての1年間と、8才にとっての1年間は、人生における割合が違うから長さの感じ方も違う、とはよく言われる。
でも本当にそれだけなんだろうか。
日々わくわくしたり新しい発見をしたり、なんてこともなく、昨日も明日も見分けがつかないような毎日を送ってしまっているだけじゃないだろうか。
人生に同じ日なんて一日もない。いろんなことをもっと面白がって生きていきたい。