こんにちは
ぼくは海外ドラマが好きなので、現在はamazonプライムビデオとNetflixに加入しています。
もうすぐhuluではウォーキングデッドの最新シーズンが開始されるので、そうなるとNetflixは一旦休止し、huluに移ることになります。
とろこで今は、ナルコスを観終わったので、前にシーズン2まで見ていたハウス・オブ・カードの続きに取り掛かっています。
昨日はなんとなくハウスオブカードの気分ではなかったので、何か軽いものでもと思い、テラスハウスの初回を様子見してみました。
結局20分くらい見て、続きはまた今度、と寝てしまったのですが、なかなか面白そうではありました。
で、ふと思ったのです。この「いつでも見られる」というのは、視聴者にとってはとても優れたメリットですが、製作側にとってはとてつもなく大きなハンデであると。
「いつでも見られる」というのはつまり、「今しか見られない」ものに比べ、それだけで優先順位が下がる運命にあります。
そして後回しになったものに対しては、少しずつ興味が薄れ、そのうち新作が現れてくるともはや視聴の再開は絶望的です。
よほど「面白く」「続きが気になる」の2点が高いレベルで揃ってない限り、huluやNetflixなどの動画サービスでシリーズをコンプリートさせることはできません。
これがテレビ番組であれば、毎週決まった曜日の決まった時間、という「習慣化」が可能です。たいていの人は、ある程度決まったリズムで生活しているので、一旦そのパターンにハマれば、多少惰性でも見続けてしまうときがあります。
もちろん今はHDRなどに録画が自由にできるので、昔と比べて厳しい環境ではあるでしょう。
それでもまだ動画サービスに比べると、恵まれているといえます。
ウォーキングデッドやゲームオブスローンズ、ブレイキングバッドなど、動画サービスでイッキ見してしまう極上のコンテンツの「観させる力」はすさまじいものがあります。これらも元々はテレビ向けに作られたものではありますが、製作側の「一瞬のよそ見も許さない」くらいの気迫と執念を感じます。日本のテレビ業界もそれに匹敵するクオリティになる日はくるでしょうか。