にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

キャンプ愛を語る

昨年くらいからキャンプが楽しい。

 

そんなに本格的に、という訳ではない。最初のうちは、キャンプ好きの妻の妹家族に付き合う程度だったから、テントもブランド品ではない安物である。

 

でも何度か行くうちに、だんだんと中毒になってきている。

いまだにテントじゃよく眠れないし、帰ってきてからの片づけも大変だし、終わったあとは「あ~疲れた」となるけれど、1週間経つともう「早く行きたい」という気持ちになっている。

 

どんな魅力がそうさせるのか、ちょっと考えてみた。

 

まず第一に「ゆっくり酒を飲みながらメシが食える」というのがある。

やかましい2人の男子を抱える我が家では、店で外食してもとにかく落ち着かない。ヤツらが食べ終わったらもうジッとしてられないので、さっさと立ち去ることになる。あと大抵は車で行くから、ぼくか妻のどちらかはアルコールを我慢することになるのだ。

 

それが、キャンプ場についた瞬間から缶ビールを空け、だらだらと肉やらなんやらを焼きながら食べる。食事に飽きたチビどもはそのへんに放牧しておけばよいだけ。天国である。

 

そしてもう一つはやはり「自然」だ。

 

中には街中からほど近いところもあるが、ぼくが好きなのは外界から遮断された湖のほとりや山の中のキャンプ場だ。

そういう場所は、ある程度便利さとはトレードオフになるけれど、そもそも便利さを求めるならキャンプじゃなくてもよいわけで。

 

当然ながらまわりに人工的なものが少なければ少ないほど、気持ちのリフレッシュ度は高まる。

怖いほど圧倒的な星空や、映画の一場面のような、まるでリアルに感じられないほど美しい朝日、そんな景色にも出会える。

 

ほろ酔いでひたすらダラダラと過ごす夜。澄み切った空気の中、鳥の声で目が覚める朝。何度やってもたまらない。

 

今年もそろそろ我が家のシーズンが始まる。