フリーランスで活躍している人には憧れるし、会社員でありながら世の中に名前が知られるほどのスーパーサラリーマンも尊敬する。
彼らの共通点は自分に厳しく妥協しない点にある気がする。そして仕事が好きというか、好きなことを仕事にしているというか。
ぼくが社会人野球の選手としたら、彼らは一流プロ野球選手やメジャーリーガーという感じだ。
基本的には仕事を面白く感じているし、それなりに向上心もある。でもやっぱり休みに野球したり家族で登山やキャンプしたり、そっちの方が好きだ。仕事の完成度を高めるよりも、妥協して遊ぶ方を優先してしまう。
そりゃやっぱり大成功はしないよなと思う。
そしてそんな自分にある程度満足もしている。
給料は多くはないがなんとか家族を養い、休みもそれなりにある。仕事はメジャー級ではないけど、会社ではそれなりに重要な案件を任せてもらってやりがいも感じる。もっとできるようになりたいと、それなりに勉強意欲もなくはない。
ぼくはスーパーリーマンよりも、“ある程度”や“それなりに”という言葉が似合う「ホドリーマン」であることに幸せを感じるタイプのようだ。
今後はわからないが、これが40歳時点での気持ちである。