にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

体罰反対

いつだったか、ここに「暴力教師」に関する体験談を書いた。その先生はとにかくよく殴る、ときには蹴ると、体罰が日常茶飯事だった。でも指導がとにかく親身で、ぼくも含めた生徒からは愛されていたし、親に聞く限り保護者からの信頼も厚かった。

というわけで、体罰はもちろん褒められた話ではないけれど、ぼくの中では必ずしも暴力をふるう指導者がすべて悪とは思っていない、というのが正直な感覚だった。


でも、である。

先日twitterで、体罰を禁じることで若者の暴力性が劇的に減少したという記事を見た。それは大いにありえるだろう。ぼくはどこかで、本当にどうしようもない連中には暴力もやむなしを考えているところがあるが、奥さんはそんなことはない。子どもたちを見ていても、今は先生の暴力はもちろん、子ども同士でもほとんどないようだ。これはやはり「環境」の影響だろうと思う。その点に関して社会は素晴らしく進歩している。


そう考えると、やはり体罰・暴力は絶対悪である。どんなに本人がそれ以外の部分で人格者でも、たとえ被害者が気にしていなくても、「暴力」そのものはどこかで連鎖を生む危険性をはらんでいるのだ。どんな理由があるにせよ暴力は許されず、根絶されるべき。ぼくもこれからはその意識をしっかりもっていたい。