にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

47歳定年に向けて

昨日の続きのような話。


企業は47歳で社員を定年とすべき、という主旨の記事を読んだ。現在のように、60歳を過ぎた定年社員を再雇用し給料を負担し続ける、というのは早晩破綻する。47歳といえば、その頃はすでに出世争いの決着はついているから、必要な人材は残しそうでない人材には去ってもらう。去る方も、60歳を過ぎてからよりも47歳であればまだいろんなチャレンジができるし、そこに向けて事前にスキルアップや副業など様々な対策をとるようになるはず。そんな内容だった。


今のままでは、自分は間違いなく去る方になるだろう。そこで今日から「47歳で定年する」という前提に立って生きてみることにした。さらに、最近流行の「若返った理論」も付け加えることにする。つまり47歳の誕生日に会社から突然雇止めを食らって絶望している自分。そこから神様が5年だけ時間を巻き戻してくれて今がある、というわけだ。ものすごく貴重な5年間。といっても、何をしたらよいのかすぐにはよくわからない。とりあえず「5年後にどうありたいか」について頭の中を整理することにする。


まずは「お金」。

最低限、いまくらいの収入はほしい。でも仕事を選ばず、お金を稼ぐだけでいいのか。アルバイトや肉体労働などいくつかの仕事を掛け持ちし、寝る間も惜しんで働けば、そのくらいの収入にはなるかもしれない。でもできればそんな生活は避けたいところだ。もう少し効率よく収入が得られて、そして自分も前向きに取り組める仕事をしていたい。


となると次の問題は仕事の「内容」となる。

効率よく収入を得るには、当然ながら自分が提供できる価値の希少度が高ければ高いほどよいのだろう。そう考えたとき、たとえば肉体労働にはぼくの優位性はカケラもない。やはりこれまでやってきた経験を少しでも活かす方向で考えた方がよさそうだ。じゃあ何をやってきたのか。世の中ではマーケとかストプラとか、最近ではコミュニケーションデザインなんてことも言われたりする。呼び方はとりあえず何でもいいけれど、クライアントの「商品やサービス」と「それを望む(はずの)人」との出会いを生む。そこに至るまでのストーリーを考え、設計する。自分ではそんなことだと思っている。まずはそこを磨こう。

5年後に次のステップを、と言っても、社内で必要とされない人材が社外で求められるはずもない。だからまずは社内で「こんな相談はアイツに」という地位を築こう。


具体的に「何をするか」。

・インプットを増やす。

これまでも多少は本を読んだりしてきたが、自分の引き出しとして定着していないものも多い。これはよかった、というものを再度読み返し、自分なりにまとめていこう。


・アウトプットする

まとめたものをWEB上に出していく。同じテーマで文章を書くにしても、自分用のメモで終わらせるより、「人の目」を意識することで表現にも「もうひと粘り」が生まれる。そうやってわずかでも自分に負荷をかけてみよう。それが積もり積もれば、5年後にちょっとした財産になっているはずだ。


せっかくもらった神様からの5年間。どんな展開が待っているにせよ、自分なりにできるだけ悔いなく過ごしてみよう。