にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

失敗を怖れる気持ち

「今日のダーリン」に「失敗をおそれない」ということについて書いていた。

ぼくの仕事も、どちらかといえば失敗の多い職種だし、チャレンジを求められる部分もあるので、長年やっているうちに仕事の失敗を怖れる気持ちは薄くなってきている。

失敗を怖れないことで、リラックスできるし、失敗から学べることも多くあるというのも経験上の実感としてある。


でもいまだに「失敗したくない」と強く思ってしまうことだってある。草野球だ。

打つ方はいい。打てなくて悔しいことはあるけど、やはり失敗の方が多い世界だし、「また次の打席」と切り替えることができる。


問題は守備だ。エラーはつきものというが、やはり落ち込んでしまう。よく失敗を責めない監督が持ち上げられたりするけれど、個人的にいちばん気にしてしまうのはピッチャーの気持ちである。ピッチャーは自分の体を削って一生懸命投げている。そこで「よし打ち取った」と思った打球をエラーしてしまうことに、すごく申し訳なさを感じてしまうのだ。だからどうしても守っているときには「エラーしたくない」と身体が固まってしまう。「エラーしても仕方ない」とは思えない。無理やりそう思い込もうとしても、それはリラックスした方がいい動きができるからであり、つまりは「エラーしたくない」という気持ちの裏返しであることに、自分の身体は気が付いている。かくして、その試合の最初の打球が飛んでくるまではドキドキして待つことになる。きっと全然気にしない人もいるのだろうけど、自分のこの性格はずっと変わらないんだろうなー