恥ずかしながら、昨日までひょっこりはんを知らなかった。
子どもがお風呂から出てくるやいなや、素っ裸で顔を隠して「ひょっこりはん」をやっていて「何それ?」となり、家族じゅうから「知らないの~?」と大いにブーイングを受けたしだいである。
テレビといえば野球中継がスポーツニュースくらいしか見なくなって数年、ほんとに芸能人に疎くなってしまったのだけど、まあそれは置いておいたとして。
やっぱりブームとして火が付くには、子どもにウケるというのが必須の要素だなと感じた。ちょっと前の35億しかり、PPAPしかり、昨今のUSAそしてひょっこりはんしかりである。
子どもにウケると、教室であっという間に拡散する。そして家庭でそのネタが披露されることになる。親としては子どもが楽しそうにしているのを見ると、自然と嬉しい気持ちになる。子どもが喜ぶから、その人が出ている番組を積極的に見るようになる。当然そのネタ元の人への好感度も上がっていく。そうしてテレビ局では引っ張りだこになっていく。そんな感じだろうか。
子どもにウケるものは、大半は人を傷つけることもない平和なネタが多い。最近はtwitterを見ていても攻撃的な応酬ばかりを目にして疲れてしまう。ぼくもたまにはテレビも必要かもしれない。ひょっこりはんにはこれからも子どもを笑わせ、大人を癒し続けてほしいと思う。