こんにちは
今日のほぼ日にあがっていたコンテンツ、「青春って、もう終わっちゃうのかな?」。
これから社会人になろうというインターンのマツザキさんが、漠然といだく不安や寂しさについて糸井さんに相談してみるという対談です。
内容はとても面白かったので読んでいただくとして、彼の胸のうちが、自分の大学生のころとずいぶん違うなあということに、意外な驚きがありました。
そもそもぼくは、早く社会に出たくて仕方なかった。仕送りをもらわずバイトと奨学金で大学生活を送るそこそこの貧乏学生だったので、とにかく自立できるだけの給料をもらえる仕事がしたかったのです。
そうすれば外食だってできる、ほしい服も買える、彼女と旅行にも行ける。なんて自由なんだろう、と。
そんな低い憧れからのスタートなのが幸いしてか、これまでの社会人生活は割と楽しくやっています。ある程度好きなことをして、自分の納得する道を歩いてきていると思えます。
ところで、子どもへの教育方針として目にする中には、大きく二通りの傾向があるように思います。
一つは、「自分のようになってほしくないから」というパターン。そして反対に「自分がやってきてよかったことを伝えたい」というパターン。
もちろん一人の親の中にでも、どちらもあるものだと思いますが、ぼくは明らかに後者の割合が多いです。
そもそも子どもに親の考えを押し付けるのはよくないというのはありつつ・・・でも自分の人生を肯定できることは、幸せなことでもあります。
もしぼくがいつか息子に、社会に出る不安を打ち明けられたとしたら伝えたいこと。「誰の目も気にせず、限りない自由を好きなように楽しんでほしい」ということでしょうか。