こんにちは
今日は、ちょっと備忘録的に。
アドタイで連載されているコルク佐渡島さんのインタビューで、CMクリエイターと作家の違いについて語られていました。
曰く、CMクリエイターは「どう表現するか=How」に精通している。対して作家、特に新人作家は「これを書きたい=What」は強くもっているが、Howを知らない、と。
ぼくはクリエイターでもなんでもないのですが、広告に携わる仕事をしていて、よく「広告はクリエイターの作品ではない」という内外の人の意見を目にします。
それはその通りで、広告の仕事には常にクライアントの「課題」があり、それを解決するための手段を提案・提供するのが制作者・クリエイターの仕事です。
そんななかで、よく「(広告)クリエイター」と「アーティスト(=作家)」の違いを考えることがあったのですが、今日の佐渡島さんの話を読んで、アーティストとは「Whatがある人」のことだと、自分自身とても腑に落ちました。
アウトプットがどんな形でも、そこに制作者自身の内側に宿る”What”があれば、それはその人の「作品」と呼べるのではないか、と思いました。