今日、大臣辞任しましたね。
安倍政権に対してはいろいろ思うところもあるのですが、今回の件に関しては騒ぎ過ぎな気がします。
甘利さんに限らず、以前の小沢さんとかについてもそうですが。
もちろん、ただ私腹を肥やしたいだけの政治家がのさばるのは困りますが、日本の重要なポストにいて影響力のある人を、このような政策や実務と無関係のことで揚げ足取りをして、辞任にまで追い込むというのは、誰の得にもならないような。
まあでもこれで報道は沈静化するのでしょう。
それはそれでいいと思います。大したことじゃないので。
でもそれがメディア側の健全な判断によるものではなくて、よくあちこちで言われるように「安倍政権に気を遣って」すぐに沈静化するというんじゃ、ちょっと困るなあと思いますけどね。
と、ここまで書いたところでtwitterを見ていたら、電通の岸勇希さんがこんなツイートをしていました。
「『少しくらい悪いことをする有能な指揮官』と
『清廉潔白だけど無能な指揮官』どちらがいいのかな?
難しいね。最近ミクロな正義を守ることで、結果的にマクロな不幸を招いていることが多いように思う。」
まさに自分がここまでダラダラ書いていた気持ちを見事に完結に記していて、さすがでした。
甘利大臣騒動のお陰で、思いがけず良い添削を受けた気分です。
ぼくもこんなふうに、自分の考えを洗練された明快なことばで表現できる日が来るように、少しずつでも鍛錬していきたいと思います。