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にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

残業を減らす「目的」とは何か

こんにちは

今日、目からウロコの記事を読んだので、備忘録的に。


ライフネット生命の出口さんのダイヤモンドオンラインでの連載で、「日本から残業をなくし生産性を上げる3つの方法」と題した記事です。


3つのポイントとして、「長時間労働を評価する根拠なき精神論を一掃すること」「採用基準の改革」「『無減代』の実践」(※言われた仕事をただこなすのではなく、もっと減らすことはできないか、効率よくできないか、と考え実践すること)を挙げ、それについて持論を述べています。


その中身も説得力のある、深くうなずけるものでしたが、ぼくが特に「なるほど~」と納得した点、それは残業を減らす「目的」です。


これまで大量生産・高度成長時代の「仕事」は、基本的に時間に比例して成果が上がるものが中心。(工場労働などが典型的な例)

その場合、体力のある男性が重宝されるのも理にかなっており、その結果女性は家庭に入って男性をサポートすることが効率的でもあった。


男性は長く働き、家では「メシ、風呂、寝る」。女性はそれを提供することが重要な役割であったと筆者は言います。


でも今はまったく違う。これからの日本の成長産業となりえるのは、製造業ではなくサービス業。そしてサービス産業を消費者として支えるのは主として女性である以上、供給側でも女性の柔軟な発想やセンスが重要となってきます。


つまり女性がどんどん社会に出て行かないと日本の発展はない。男性の長時間労働を改めることによって、女性が「メシ、風呂、寝る」のまかないから解放され、社会に出て行きやすくなるのです。


この理論にはとてもハッとさせられました。
ぼくも漠然と「残業」「長時間労働」は非効率的だし、やめたいと思っていましたが、明確に「なぜ」と言う理論をもっていませんでした。


出口さんの意見は、いちサラリーマンにとっての話ではなく、社会全体をデザインする上での発想ではありますが、ぼくはとても共感できる内容でした。


意見の内容には賛否それぞれあるのでしょうが、こんなふうに、ビジョンについて明確に「目的」や「理由」を語れることこそが素晴らしい能力だと思うし、自分もそうありたいと強く感じました。