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にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

「電車で化粧みっともない」はカッコ悪い

こんにちは

東急電鉄のマナー広告が話題になってますね。
電車内で化粧をしている女性に、田舎から上京してきた設定の女の子が「みっともない」とつぶやくやつ。


広告への賛否が渦巻いているようですが、ぼくはどちらかというと「否定派」です。


なぜそう感じたのか、自分なりに簡単に整理しておきたいと思いました。


まず車内での化粧を「迷惑」「みっともない」と思うかどうかは、あくまでも主観の話であること。
ぼくも好きか嫌いかでいえば、好きではありません。でもそれは言ってみれば「車内で全員がスマホ見てる光景が気持ち悪い」とか、「車内でマンガ読んでるのがカッコ悪い」というのと同類の話です。そう思う人もいれば、思わない人もいる。そこが「歩きスマホは危険」とか「整列乗車を守らない」など、実際の「被害」がある行為とは決定的に異なります。声高に「みっともない」とまで罵られることではないでしょう。


もう一つは、「乗客目線」で語らせている広告であるということ。車内での化粧が、実際には誰に実害を及ぼすわけでもなく、それを「マナー違反」というのは東急電鉄の主観でしかないのに、あたかも「乗客みんなが思っている」という語り口にしているところに、ちょっと姑息な印象を受けます。


主観でもなんでも、やめてほしいと思っているなら、堂々と東急電鉄目線で語った方がまだ潔い。この広告はその点で、それこそ「みっともない」ものに見えます。


第三者目線、というやや逃げ腰のフレームを使いながら他者を痛烈に批判する、という東急の「姿勢」が、「電車で化粧はマナー違反」というメッセージ以上に反発を招く要因になってるんじゃないかな、というのが今回の広告に対するぼくなりの印象でした。