にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

「下北沢ダイハード」が面白い

最近はすっかり海外ドラマにシフトしていたのですが、たまたま何かの記事でテレビ東京系列の「下北沢ダイハード」が面白いというのを目にして、試しに見てみました。


 

確かに面白い。おそらく制作費はそれほどかかってないのでしょうが、アイデアと演出、俳優の技量によってこんなに楽しめるものが作れるのか、と唸ってしまいました。何話か見たのですが、毎回脚本・監督が異なるにも関わらず、同じようにおもしろいのです。

 

 

で、ドラマに興味をもつきっかけになった記事の話に戻ります。

それはこのプロデューサーのインタビュー記事でした。

そこで語られていたドラマの「コンセプト」がとてもよかったのです。

 


そのコンセプトとは「『寄りで見ると悲劇、引きで見ると喜劇』を描く」というもの。


 

この考え方はきっとコメディ全般に当てはまるものだと思いますが、これほど明確に言葉にしたとき、なんだか人生を楽しく生きるコツでもあるような気がしたのです。

 


すごく腹が立った経験をしても、時間が経つと笑い話になるってよくありますよね。それも結局「引き」で見られるようになったということだと思うんです。


 

もし意識して自在に「引き」の視点をもてるようになったら、たいがいのことはそれほど悩まず、イライラせず、気楽に生きていけるんじゃないか。そんな気がします。

 


もちろんそう簡単に済む話でないこともあると思います。でも「寄りで見ると悲劇、引きで見ると喜劇」は、これからのぼくの人生において、いつも脳みその片すみに置いておきたい、お気に入りのことばになったのでした。