にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

自由をください

ぼくは西武を応援するのがほとんど人生の一部みたいになっている人間なのだけど、実は球場での「応援」が苦手だ。

もっと正確に言うと、外野席で応援団の指示に合わせて一斉に同じことをやるというのが苦手だ。

応援団そのものを否定するわけではない。ちょっと離れた内野席で観戦していると、チャンステーマなどで気分が盛り上がるし、自然とメロディにあわせて手拍子しているときだってある。でもビジター球場だと、そもそも西武の応援は一部の席でしかできない。自動的に応援団に囲まれることになる。攻撃のときはみんな立ち上がってしまって前が見えないから自分も立たなければならない。応援団の「声が小さい!もう一度~!!」なんてがなりたてる声を間近に浴びるハメになってゲンナリしてしまう。決して応援が嫌なのではないけれど、自分がその中に混じって同じ行動を「強いられる」雰囲気は心底苦手だ。

試合前の国歌斉唱もしかり。アナウンスで、全員ご起立くださいと促されるけれど、ぼくは立たない。理由がよくわからないのに、みんなが立っているからといって同じことをするのは、どこか自分の中で気持ちが悪い。もちろん立ちたい人は立てばいいし、そうでない人は立たない、それでいいじゃん。と思うだけだ。

 

「なんとなく」習慣化されていることほど、そこに流されないでいるのはけっこう難易度が高い。「当然やるんでしょ」という“雰囲気”と闘うことになる。別にわざわざ闘う必要もないのかもしれないけど、そこは生まれつきの天邪鬼という性格なのか…

 

できる限りいろんな「しばり」から自由でありたい、と思う。