にほんご練習帳

思ったことや感じたことを文章に表現する訓練のためやってます。できるだけ毎日続けようと思ってます。

未来

よく子どもたちの将来について考える。

高齢化、AIの進化、グローバル化…大きく変わっていく世の中において、どのようなスキルがあれば有利なのか。うまく生きていけるのか。そのためには今からどんな教育を受けさせたらいいのか。


まったくわからない、というのが結論だ。
どんな世界が待っているのか、残念ながらぼくに先を見通す能力はない。
だからそのために必要な能力が何なのかもわからない。


逆算してみる。
大人になって、どんな状態ならば「幸せ」と感じられるのか。

自分に当てはめてみると、いろんな場面で自ら選べる「選択肢」が多ければ多いほど、幸福度が高まっている気がする。
結婚相手しかり仕事しかり。
そのうえで、自分のおかれている現状を前向きに受け入れるマインド。
その二つがそろっていれば、そこそこ幸せな毎日を送れるかもしれない。


子どものうちは、いろんなことに興味をもち取り組んでみること。
そして物事をポジティブにとらえる気持ち。
そのあたりを意識して子どもたちに接してみようか。


彼らに明るい未来が待っていることを願ってやまない。

人の真価

その人がどういう人か、本当に試されるのは逆境の時だと思う。

 

うまくいっている時は心に余裕があるし、周りにも寛大にふるまえて当たり前だ。

 

でも何かミスをしたり、想定外のことが起きて追い込まれたとき、どれだけ誠実でいられるかが勝負だと思う。

 

嘘をつかない。言い訳しない。人のせいにしない。

 

事態が大きければ大きいほど、なんとかバレずにすませられないか、とか、言い逃れができないか、と考えたくなる。そんな自分に打ち勝つのは大変だけど、そこを譲ってはいけない。

 

人は皆ミスをするものだ。

だからミスをしてもまた仕事はもらえる。

でも、逃げた人には二度と良い仕事はまわってこないだろう。

 

正直にふるまうことで、その場では怒られるかもしれないし大騒ぎになるかもしれない。でも長い目で見たときに、その積み重ねが信頼となる。

 

ダメなときこそ誠実に。そんな覚悟をいつももっておきたい。

 

 

眠たい

帰りの電車の中。

眠たすぎて文字を打ってないと立ったままでも寝てしまいそうだ。

 

車内はけっこう混んでいる。

マスクもせずにやたら咳き込んでいる人。

斜め前のおじさんは手でスマホを周りから隠しながら、やたら❤️が多いメールを打っている。

向かいのおじさんは降りようとして、棚の上に乗せたスーツケースがうまく取り出さずにめちゃくちゃ焦っている。

いろんな人がそれぞれの一日を終えて帰路についている。

 

みんなの人生は幸せだろうか。

おかげさまでぼくはそこそこ幸せに生きている。

 

卒園

次男が卒園式を迎えた。

長男のときは、すぐまた次男が入園の予定だったから、正直言ってそれほどの感慨はなかった。

しかし今回は、親としても完全に“卒園”である。もう我が家から「幼児」がいなくなるのである。
これはなんとも寂しい。

まだ家では、すぐ膝に乗ってきたり布団にもぐりこんできたり、甘ったれの次男ではあるけれど、教室で見る彼はもう「少年」だった。堂々と、溌剌としていた。

立派に成長していることをしみじみ嬉しく思う気持ちと、彼が無邪気に甘えてくれる時の終わりがもうそこまできている実感とで、なんだか胸がいっぱいになった。

でもこんな気持ちになれるのは、彼が順調に成長しているからこそだ。

健康に生まれてくれたことに、毎日の育児を頑張ってくれている妻に、幼稚園でかかわってくれたすべての人に感謝したいと思う。

今日は...

なんだか忙しい。
忙しいという漢字は「心を亡くす」と書くけれど、実際にそんな状況になってみると納得感がある。

ふだん気遣いできているようなこともおざなりになる。
こんなことじゃいけないと一瞬は思っても、時間に追われ、焦っているから、すぐにそれどころじゃなくなってしまう。


でも社会人になったときから(正確にいつからなのかは覚えてないけど)ひとつだけ心に決めていること。
まわりに「忙しい」アピールをしない。それだけは、なんというか美学というと大げさだけれど、もはや意地に近い感じで守り続けている。

自分の気遣いがおざなりになる分、せめて周囲に気を遣わせないようにしたいと思う。


でもここにだけは書きたい。
ほんっとに忙しい!!疲れた~!


あーちょっとスッキリした。

LINEおじさん

最近「LINEおじさん」という言葉を聞きました。
若い女性の気をひくためにLINEを送ってくるおじさん。たいがいはその文章が「キモイ」「ウザい」ことが想像できます。

耳の痛い話です。
ぼくも会社の若い女性にLINEをすることがあります。
単に業務のLINEですが、それでもその内容には気を遣います。

余計なことを書いてないか、気を悪くされないか、そもそもこの時間帯に送って大丈夫かな、とかとか。
考えれば考えるほど、まわりくどかったり、言い訳がましいことを書いてしまったり。そして我ながら「ウザい」文章ができあがってしまうことがあります。
立派な「LINEおじさん」の出来上がりです。


でもよく考えたら、若い男性社員に送るときはそこまで悩まないわけで、自分では「気をひくため」ではないと思っていても、やっぱりどこかで「好かれたい」「嫌われたくない」という気持ちがあるのでしょう。そしてその気持ちがますますウザい言動を呼び起こし嫌がられる。

おじさんとはつくづく哀しい生き物であります。

あの日

2011年3月11日14時46分。

 

ぼくは渋谷のオフィスで仕事中だった。

恐ろしい揺れと、天井や壁からパラパラとなんだかわからないものが落ちてくる様子に、生まれて初めて「もしかしたら死ぬかも」と本気で思った。

あの恐怖はいまでも鮮明に覚えている。

 

4時間かけて、2歳の息子と妊娠中の妻が待つ家まで歩いた。

携帯電話もつながらない中で、次もっと大きな地震がきて家が崩落したら、とか、家族が避難したら会えるのか、とか、歩いている間中ぐるぐる考えていた。

 

次の日には原発の爆発を知り、しばらくはひたすらPCにへばりついて情報収集をした。

 

今振り返ると、どれも(自分にとっては)最悪の事態は回避され、家族4人で元気に暮らしている。

でもそれは結果論でしかない。

たまたま自分が悲劇の中心から外れた場所にいただけで、次もそんな幸運に恵まれる保証はどこにもない。

 

最善の備えと、今の幸せへの感謝と、日々悔いなく生きること。

それを忘れないようにしたい。