イギリスBBCで記録的な高視聴率を獲得したドラマと聞いていたし、ちょこちょこtwitter等でも良い評判を目にするので、いろいろバタついてる合間を縫って視聴した。
う~ん。という感じ…
序盤は、ぼくの好物でもあるHOMELANDを彷彿させる、善悪の境界があいまいな世界を描いた社会派ドラマ風で期待が高まったのだが、後半に進むにつれて訳がわからなくなっていった。
伏線ぽい思わせぶりなセリフやカットが随所に挟まれるものの、終わってみれば「あれは何だった!?」と首をかしげたくなるものが多く、肝心な犯罪の黒幕も拍子抜け。
正直言っていまいちだったと言わざるを得ない。しかし本国イギリスで大人気だったというからには、何か見落としてしまった魅力があるのかもしれない。
一番考えられるのは、字幕で観たことによる理解不足だ。途中であまりにも話の筋が見えず、英語字幕にして何度か見返しようやく内容がつかめたシーンがあった。全編を通して字幕のクオリティが低かった可能性もある。もしかすると英語のセリフが完璧に理解できていれば、違った深みが感じられる作品なのかもしれない。
ひとつ良かった点は、6話で完結すること。ブレイキングバッドやゲームオブスローンズのようによほどハマらない限り、後追いで何シーズンも続くドラマを観るのはきつい。