出張で東京にきている。
正確にいえば、東京からさらに2時間ほど電車に揺られて到着する埼玉の外れが仕事の目的地だ。
久しぶりに首都圏でこれだけ長い時間電車に乗って、あらためて思ったのは「よくこんなに人が住んでるな〜」ということである。
普段ぼくが暮らすところも地方の大都市と呼ばれるが、中心から電車で20分も離れれば、車窓から見える家はまばらになり、駅周辺に固まっているくらいだ。
でも首都圏では、ずうっっっと人が住んでいる。
昔東京に住んでいた頃は、ぼくの家も渋谷から1時間程度かかる場所だったから、その頃は何とも思っていなかったけれど、今はなんとなく圧倒されてしまう。
ソーシャルディスタンスが叫ばれたあの頃、こっちに暮らす人と地方に住む人では、ストレスの感じ方も全然違ったのかもしれないなと、今さらながら考えたりした。